# VMConnect
Hyper-Vで運用していると,各仮想マシンのコンソールを利用するには
- サーバでHyper-Vマネージャなどを利用して表示する
- Windows Admin Centerを利用してWEBから表示する
- VMConnectで接続する
この3のVMConnectは,一見通常のRDP接続のように利用が可能でRDPファイルとして2のWindows Admin Centerの仮想マシンの接続タブからダウンロードも可能で,非常に便利です.
>> Macから利用出来ない
ただ、MacではこのRDPファイルが利用出来ないようで諦めていたのですが,以下の手順で仮想的に実現出来たのでメモを残しておきます.
>>> 設定方法
まず,前提として踏み台とするサーバが必要です.
私は別のサーバ経由ですが,おそらくHyper-Vサーバ自体でも利用可能かと思います.
- 中継するサーバのセッション数を増やしておく(推奨)
- RemoteApp化を行う
これで事前準備はOKです.
- VMConnect用のRDPファイルを中継サーバの任意の場所に保存する.
以下のように,RemoteApp用のファイルをVMConnectのRDPのファイルパスを指定して作成します.
remoteapplicationname:s:VMConnect
remoteapplicationmode:i:1
remoteapplicationprogram:s:"C:\VMConnect用.rdp"
これで中継サーバのRemoteApp機能でVMConnect用RDPが起動するため,該当サーバのコンソールセッションにワンクリックで接続が可能となりました.